<<一部 BS1ワールドウォッチング様から抜粋>>

中国ショック、廃プラの行方は・・

現在、リサイクルをめぐって世界が大きな課題を突きつけられています。
今、世界中で「廃プラスチック」が行き場を失い大きな問題となっています。
きっかけは去年(2017年)12月末。
これまで廃プラスチックを資源として世界中の国から輸入してきた中国が、受け入れをストップしたのです。

中国 李克強首相
「海外ゴミの輸入を厳しく禁じる。」

中国ショック、廃プラの行方は?

さらにこの輸入禁止に続いて、東南アジアの国々も廃プラスチックの受け入れの禁止や制限を発表。
余波は日本にまで及んでいます。

ヨーロッパ、アメリカ、日本などの各国は、ペットボトルなどの廃プラスチックの多くを『資源』として中国に輸出。
その量は年間1,000万トンに上ってきました。
一方、世界の工場として成長してきた中国。
国内での原材料不足を補うため、石油よりもはるかに安い廃プラスチックを集め『ペレット』と呼ばれる小さな粒に作り替え、そこから衣類や文房具などを作ってきたのです。

ところが、こうした資源ごみの中には、飲み残しのあるものや汚れがついたままの弁当トレーなど洗浄が必要なものがあり、環境汚染が深刻化。
ついに中国政府は輸入禁止を決めました。
その結果、世界各国で大量の廃プラスチックが行き場を失いました。
このうち日本は、家庭ゴミは自治体の責任でリサイクルが行われていますが、飲食店やコンビニ、工場などから出る事業系の廃プラスチックのほとんどは中国に輸出してきました。
その量は輸出国の中で最も多いおよそ150万トンです。

世界で廃プラスチックのリサイクルが見直され、それに携わっていた日本国内の産廃処理業者、輸出業者は処理が追い付かず大変困っているそうです。

国内に処理出来ない量の大量のプラスチックがすでに問題となっています。

処理業者様も大きな打撃を受けており、併せて依頼される業者様にも悩みの種となっています。

現在はまだ、東南アジアの一部受入がありますが、世界各国から集中されてしまい、処理施設が間に合わない所も出てきてしまっています。
今後、中国に倣い受入を禁止する意向を示している所もあります。

受入禁止により、廃プラ事業の撤退、不用品回収業者の撤退、処理費用が今後ますます上がっていく事が予想されており、少なからず私たちの住む神戸市(垂水区須磨区西区灘区東灘区中央区長田区兵庫区北区明石市加古川市近郊の地域での日常生活にも影響が出る事でしょう。